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25 耳の文化と目の文化(6)-音素表記(2) | クラウン独和辞典 ―編集こぼれ話―(『クラウン独和辞典第4版』編修委員 新田 春夫) | 三省堂 ことばのコラム
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ドイツ語のアルファベットは英語などにもあるローマ字26文字に加えて、独自の文字としてウムラウト(変... ドイツ語のアルファベットは英語などにもあるローマ字26文字に加えて、独自の文字としてウムラウト(変母音)と言われるä, ö, üとエスツェットと呼ばれるßがある。ウムラウトは元来ae, oe, ueのように、または、a, o, uの上にeを乗せて表されていたが、16世紀になって現在のような表記になったものである。また、エスツェットはドイツ文字(Fraktur)の縦長のsと縦長のzの合字であり、現在のsと同類の音を表していたが、現代語ではその区別がなくなったから、ssと表記するのと変わらず、音価としては[s]を表している。インターネットなどでこれらの特殊文字が使えない場合はウムラウトをae, oe, ueで、エスツェットをssで表記しても、見た目には締まらないが、読み解くには何の支障もないから、不要とも言えるものである。実際、スイスではもはや使われていない。 ウムラウトのうちöとüはそれぞれ