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最終回 夢の記憶 | 四字熟語と太宰(円満字 二郎) | 三省堂 ことばのコラム
近ごろ、あまり夢を見なくなった。 いや、見てはいるのだ。ただ、ほとんど記憶に残っていない。夜中にふ... 近ごろ、あまり夢を見なくなった。 いや、見てはいるのだ。ただ、ほとんど記憶に残っていない。夜中にふと目ざめて、あ、いま、夢を見ていたな、と思う。その瞬間には、どんな夢だったか、確かな記憶があるような気がする。でも、朝になってみると、夢を見ていたという感触があるだけで、どんな夢だったかは、皆目、忘れてしまっている。 夢の残り香。そんなふうに呼びたくなるようなものだけが、心の底に残っている。 かと思うと、真っ昼間に突然、夢を感じることがある。たとえば、確かに交わしたはずのだれかとの会話。それをなんとなく思い出しているときに、急に「あれは夢だったのではないか」と思えてくるのだ。あのひとがあんなところにいるわけはない。あんなことをしゃべるはずがない。そう考え出すと、それまで鮮明な記憶だったものが、あっという間にぼやけてきて、リアリティのない、頼りなくふやけたものと化してしまう。 夢は知らないうちに
2009/07/23 リンク