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ドナルド・マレー(5) | タイプライターに魅せられた男たち・第27回(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
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ドナルド・マレー(5) | タイプライターに魅せられた男たち・第27回(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
1901年8月、マレーは2年5ヶ月に渡るニューヨークでの生活に見切りをつけ、ロンドンへと渡りました。イギ... 1901年8月、マレーは2年5ヶ月に渡るニューヨークでの生活に見切りをつけ、ロンドンへと渡りました。イギリス郵便省に、遠隔タイプライターを売り込むためです。1901年9月17日、マレーは、ロンドン中央郵便局で、遠隔タイプライターの公開実験をおこないました。この実験では、送信機と受信機はわずか10フィートほどしか離れていませんでしたが、送信機側で打った文字列は、無事、受信機側で印字されました。マレーは、遠隔タイプライターの売り込みに成功したのです。マレーに与えられた課題は、送信機と受信機の間の距離を、どこまでのばすことができるかでした。 1902年9月21日、ロンドン~エジンバラ間370マイルを、マレーの遠隔タイプライターが繋ぎました。この実験では、既存のモールス電信線をできる限りそのまま使って、毎分160ワードの通信速度に挑戦したのです。ただし、毎分160ワードというのは、通信回線のスピー