エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
ハチ公像を生み、消えた男性 「じいじ、これなあに」:朝日新聞デジタル
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
ハチ公像を生み、消えた男性 「じいじ、これなあに」:朝日新聞デジタル
「じいじ、これなあに?」 東京都世田谷区の陶芸家、辻厚成(こうせい)さん(75)は昨夏、自宅に遊び... 「じいじ、これなあに?」 東京都世田谷区の陶芸家、辻厚成(こうせい)さん(75)は昨夏、自宅に遊びに来た孫の力太君(6)から尋ねられた。振り向くと、アトリエにあった小さな木彫りの犬を握りしめている。 「これは有名な犬だよ。大じいじが世に広めたんだ」 辻さんが教えると、すぐにまた、「大じいじって?」と聞かれた。笑みを浮かべ、答えた。 「じいじのお父さんさ」 辻さんには、父との記憶がない。幼いころ、父母が離婚したからだ。父との対面を橋渡ししてくれると言う人もいたが、父の方が会うことを拒んだと聞いた。冷たい人だと思った。父はやがて再婚した。 父は日本犬の研究者だった。話したこともない父の不在を不自由に思ったり、不満に感じたりしたことはなかった。ただ、母は父のことを生涯、「金のかせぎ方を知らない男」とそしりつづけた。木彫りの犬は母が、手元に残していた数少ない父ゆかりの品だった。 辻さんは31歳で結