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「遠野物語拾遺17(懸想)」 | 不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!-
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「遠野物語拾遺17(懸想)」 | 不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!-
小友村字鷹巣の山奥では、沢の蕗の葉にはことごとく小さな穴がある。昔どこ かの御姫様が、遁げて来てこ... 小友村字鷹巣の山奥では、沢の蕗の葉にはことごとく小さな穴がある。昔どこ かの御姫様が、遁げて来てこの山に隠れたのを、懸想する男が家来を連れて その跡を尋ね、はるばるこの沢まで来たけれども、どうしても見つからなかった。 そこで落胆して家来の者に向い、いかにしても吾が思いを遂げることが出来ぬ のだろうかと言うと、誠に止むを得ぬことだから、そこの蕗の葉で間に合わせた まえと答えた。それ故に今でもこの沢の蕗の葉には、この通り小さな穴があい ているのだという。 「遠野物語拾遺17」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この、現在の小友町に伝わる伝説を、小友の人々は「小友町勝蹟志」 などでは、次のように解釈している。『「姫の想いを、そこのフキの葉で合わせなさい。」と言った。それから小友のフキの葉には、想いが伝わる小さな穴が開いていると伝う。』 実は、この話を読んでい