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人工透析になるか、ならないかの違いは? 腎機能が急速に落ちていく慢性腎臓病 | AERA dot. (アエラドット)
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人工透析になるか、ならないかの違いは? 腎機能が急速に落ちていく慢性腎臓病 | AERA dot. (アエラドット)
※写真はイメージです(写真/Getty Images)この記事の写真をすべて見る 人工透析に至る主な原因となる... ※写真はイメージです(写真/Getty Images)この記事の写真をすべて見る 人工透析に至る主な原因となる慢性腎臓病(CKD)は、国民の10人に1人がかかっている病気だ。人工透析にならないために、CKDの発症を予防し、発症しても適切な治療を受ける必要がある。 * * * 埼玉県在住の高橋健司さん(仮名・73歳)が自治体の健診で糖尿病と高血圧を指摘されたのは60歳のとき。「推算糸球体濾過量(以下、eGFR)」は46・7ml/分/1・73平方メートル(以下、単位略)で、尿たんぱくが出ていた。 eGFRは健康な腎機能を100としたときの指標で、低くなるほど腎機能が悪いことを示す。老廃物の一つである血液中のクレアチニンの値(血清クレアチニン値)をもとに計算する。 近くのクリニックを受診したところ、高血圧と糖尿病が原因のCKDで、ステージ3aと診断された。そこで治療を開始したところ血圧は