圧力？ 手塚治虫作品にもあった漫画と原子力めぐる深い闇 | AERA dot. (アエラドット)

表現の自由に関する議論にまで発展した漫画「美味しんぼ」（小学館）騒動。福島での放射能リスクを描いたことが物議を醸したが、実は、かつて手塚治虫漫画でも放射能に関する記述で“異論”を招いていた。 その漫画は「きりひと讃歌」。医学界を舞台に、陰謀に立ち向かう青年医師の運命を描いた社会派漫画だ。 ある村で、顔が動物のように変化する原因不明の「モンモウ病」が発生する。青年医師が調査に乗り出し、自ら発病しながらも住民が飲む水が原因だと突き止めるというストーリーだ。 初めて掲載された1971年のビッグコミック（小学館）誌上では、水の分析過程で「放射能障害」「核物質」という言葉が使われていた。だが単行本になり、版を重ねるうちに、これらの表現が一切消えてしまった。一例を挙げると、「水に微量の放射能」は「水に微量の結晶」に、「核物質などあるはずがない」は「振動する結晶などあるもんか」に変わった。 病因の記述も

[masaharu_s]

ウルトラセブンの欠番12話・遊星より愛を込めてのスペル星人の話がそろそろ出て来る。←は広島の被爆者関連団体の抗議だから。何だかなぁ…(そろそろこういう辞めないか？)

[segawashin]

過去記事。んー、これはさすがに医学的な見地と乖離しすぎるからじゃないかなあ。人間の尊厳に関わる奇病という設定なのに、その原因を実在の、しかも全く異なる病原性を持つ物質にしちゃまずいでしょ。

[triggerhappysundaymorning]

別に原子力行政の闇を暴こうとか思ってなくて,単に適当な悪役として放射線持ち出してるだけなんだから抗議受けて別の悪役に変えるのに抵抗無かったんじゃ無いの?（あてずっぽう）

[norinorisan42]

そろそろセブン12話の話を持ち出す…と言おうと思ったらすでに書かれていた

[gryphon]

手塚治虫作品をあらためてPCの観点からチェックすると、タダじゃすまなくなるものは山ほどあるわな。文庫版を出すときの「お断り」はその後の同種の作品復刊のスタンダートになったとか。

[laislanopira]

被爆者から見ると「放射線で顔が動物に変わるものか」という気分になるだろう

[tekitou-manga]

5年も前の記事なのか。きりひと賛歌は大好きな漫画の1つだけど、連載時は産まれてすらないので当然しらなかった……/しかし2014年で47才の人も良く知ってたな……親が買ってたのかな

[knok]

リブート版ファンタスティックフォー(映画)ではさすがに能力が放射線由来ではなくなっていたな

[hanyan0401]

原子力関係者の「社会的な力」とは一体。少なくとも強制力は有しておらず、ましてや公権力にも基づかない筈ですが。「原爆被害者遺族からの指摘」は「社会的な力」を有していないのでしょうか。

[kunitaka]

手塚は医学の知識があったけど、放射能に関する知識は微妙やろなぁ。まだ研究が進む前の情報しかなかったからな。雁屋哲みたいな放射脳になってた可能性はある。

[hobbling]

それより今やってる新作アトムでウランがすずに差し替えられてる方が

[D_Amon]

「最初は『多数の読者から意見が寄せられたので手塚氏が表現を変えた』と言っていたが、やりとりするうちに『会社上層部に何らかの圧力があった。これ以上、お話しすることはありません』と回答が変わった」あやしい

[sarutora]

知らなかった＞1971年のビッグコミック…「放射能障害」「核物質」という言葉が…版を重ねるうちに「水に微量の放射能」は「水に微量の結晶」に「核物質などあるはずがない」は「振動する結晶などあるもんか」に

[maturi]

きりひと賛歌、水俣病であったような謎の病気の原因　A説　対　B説　と権力・隠蔽を絡めた話だったのは覚えているが、どっちがどっち（真実）だったか…（ちゃんと読んだことない）

[tikani_nemuru_M]

そもそも反核がテーマの作品ではなかったというのが１点。放射性物質による【奇形化】に関して被爆者団体が抗議したとしても、そこにはそれなりの正当性があると考えられるのが１点。

[dot_asahi]

圧力？　手塚治虫作品にもあった漫画と原子力めぐる深い闇