ダメ大統領から覚醒…ゼレンスキーは“暴走”プーチンを止められるのか | AERA dot. (アエラドット)

ウクライナのゼレンスキー大統領 （ＧｅｔｔｙＩｍａｇｅｓ）この記事の写真をすべて見る 多くの犠牲者を出しているロシアによるウクライナ侵攻。民間人をも標的にする暴挙に出たプーチン大統領は、いったい何を考えているのか。劣勢ながら粘るウクライナのゼレンスキー大統領に勝算はあるのか。緊迫の情勢を分析した。 【この記事の写真の続きはこちら】 ＊ ＊ ＊ 「いかなる状況でも軍事作戦の目的を達成する」 ロシアのプーチン大統領は3月3日、フランスのマクロン大統領との電話会談でこう言い放った。 民間人を狙った攻撃を繰り返し、核攻撃をもちらつかせる。4日には、ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所を攻撃後、占拠。度を越えた暴挙に、米国のバイデン大統領はプーチン氏の精神分析を米情報機関の最優先課題にしたと報道されている。防衛研究所の山添博史主任研究官はこう話す。 「原発占拠には政治的な