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『同和のドン 上田藤兵衞 ―「人権」と「暴力」の戦後史』著者/伊藤博敏 評者/ジャーナリスト・樋田毅
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『同和のドン 上田藤兵衞 ―「人権」と「暴力」の戦後史』著者/伊藤博敏 評者/ジャーナリスト・樋田毅
『同和のドン 上田藤兵衞 ―「人権」と「暴力」の戦後史』著者/伊藤博敏 評者/ジャーナリスト・樋田毅... 『同和のドン 上田藤兵衞 ―「人権」と「暴力」の戦後史』著者/伊藤博敏 評者/ジャーナリスト・樋田毅 上田の度量と聞き出した筆者に感服 2023年4月号 連載 [BOOK Review] by 樋田毅(ジャーナリスト) 同和問題の運動団体というと、旧社会党系の部落解放同盟と共産党系の全解連(発展的に解散し、現在は全国地域人権運動総連合)をすぐに思い浮かべる。だが、本書は自民党系の自由同和会の指導者、上田藤兵衞の半生に焦点を当て、同和問題の歴史を綴っている。同和と暴力団が絡む危ないテーマを深く掘り下げており、この問題を長年追い続けているジャーナリストの覚悟と矜持を示した一冊である。 本書によると、上田の半生は、順風満帆ではなかった。京都・山科の「夙(しゅく)」と呼ばれる同和地区で生まれ、青年期には右翼運動に没頭し、荒れた生活の中で暴力団を相手にした殺人事件を起こした。服役中、後に山口組の五代