「貰えないはずの年金が貰えた」「年金額が増えた」…知らないと「損」する年金制度（井内 義典） @moneygendai

公的年金制度上、老齢年金の受給のためには10年の受給資格期間を満たす必要があります。多くの人が受給資格期間を満たし、また、実際に年金を受給していますが、受給資格期間が足りていない人がいるのも現実です。現時点で受給資格期間を満たしていない場合、若い人であればこれから年金制度に加入できる期間が長くありますが、そうでない人はこのまま年金を受給できないのでしょうか。受給資格期間が足りない場合も諦めずに年金事務所で相談してみると良いでしょう。 2017年8月より受給資格期間は10年へ短縮 受給資格を満たせば、現行制度上、全ての世代で65歳から老齢基礎年金と老齢厚生年金を受給することができます。また、生年月日によっては60歳台前半で特別支給の老齢厚生年金を受給することができます。 2017年8月より、老齢基礎年金の受給に必要な資格期間が25年（300月）以上から10年（120月）以上へと短縮されました