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斎藤美奈子が伝える、日本近代青春・恋愛小説の「大人だけの味わい方」(斎藤 美奈子)
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斎藤美奈子が伝える、日本近代青春・恋愛小説の「大人だけの味わい方」(斎藤 美奈子)
夏目漱石『三四郎』、森鴎外『青年』、菊池寛『真珠夫人』……日本の近代文学の二大テーマはずばり「出世... 夏目漱石『三四郎』、森鴎外『青年』、菊池寛『真珠夫人』……日本の近代文学の二大テーマはずばり「出世と恋愛」。 主人公が人生の成功と恋の行方に悩みに悩む日本近代の青春小説と恋愛小説は、「大人になってから読んだほうが、じつはおもしろい」と、文芸評論家の斎藤美奈子さんは伝える。 *本記事は斎藤美奈子『出世と恋愛 近代文学で読む男と女』を抜粋・編集したものです。 身に覚えがある、裏読みできる…… 自分は将来、どうなるのだろう。漠然とそんなことを考えはじめるのは10代の後半くらいからである。もうひとつ、若者たちの心を占領しているのは恋の悩みだ。 ゆえに古今東西の文学も「出世と恋愛」を大きなテーマとして描いてきた。いわゆる青春小説や恋愛小説がそれに当たる。もしこの種の小説がなかったら、誰も青春の悩みにとらわれることはなく、しかし誰も恋愛なんかできなかっただろう。 ただ日本の若者たちはみな、うじうじ、ぐ