「夜逃げ、京大中退、賭けゴルフで生活…」育てたプロゴルファーは100名以上、《名伯楽》坂田信弘の壮絶すぎる人生（週刊現代） @gendai_biz

「自分からやりたいと思って始めたことは1つもない」 賞金女王に輝いた古閑美保や上田桃子ら、日本を代表する多くのプロゴルファーを育てた坂田信弘さんが7月22日に亡くなったことが長男の雅樹氏によって明かされた。 週刊現代では20年暮れに坂田さんに「若き日の後悔」をテーマに取材。その際に話していた、ゴルフ界に類を見ない「財産」を残してくれた坂田さんの生き様を、ここに記しておきたい。 坂田さんは1975年に日本プロゴルフ協会に入会したが、選手として脚光を浴びることはなく93年に地元・熊本で坂田ジュニアゴルフ塾（坂田塾）を開校した。私財を注ぎ、指導陣はボランティアで、地域の練習場やゴルフ場の協力も得て子供たちからはお金をもらわない画期的なゴルフスクールで、一時は札幌、福岡、東海、船橋、神戸と全国計6校まで拡大。 古閑、上田以外にも有村智恵、笠りつ子、安田祐香などのトッププレイヤーも含め、実に100名