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お化けや霊の話をまじめに語るのは、ただの反知性主義なのか?(適菜 収) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
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お化けや霊の話をまじめに語るのは、ただの反知性主義なのか?(適菜 収) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
知識人はお化けなんて信じない。そう思う人にとって、あの小林秀雄が霊的な現象について書いた文章を読... 知識人はお化けなんて信じない。そう思う人にとって、あの小林秀雄が霊的な現象について書いた文章を読むと驚愕するだろう。小林は亡くなった母親が蛍になり飛んでいたと思った。当たり前だったことを当たり前に正直に書けばそうなると小林は書いた。そのように現象そのものを具体的に見ることを、言語化や数値化が妨げてきたと、『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』の著者・適菜収氏は言う。その結果、私たちはどんな間違いを犯しているのか? 本書の抜粋をお届けしよう。 死ななかったのは母が守ってくれたから 昭和二一年の秋、小林は国電の水道橋駅のプラットホームから落下して死にかけた。神田の「セレネ」という居酒屋で酒を飲み、そこで一升瓶を譲ってもらい、水道橋駅に出た。当時、駅のプラットホームの壁は、鉄骨に丸太を括っただけの粗末なものだった。小林はその丸太の隙間から一升瓶を抱えたまま一〇メートル下の空き地に転落した。