中学受験はなぜ親子を「狂気」にまで追い込むのか、その構造的理由（堀越 英美） @gendai_biz

子供に包丁を突き付ける親 「中学受験のときは両親が私の椅子の後ろに立っててね、背中に包丁を突き付けられながら勉強したんだよー」 大学時代、名門中高大一貫校に通うお嬢様女子大生から実際に聞かされた言葉だ。あんまり明るく言うものだから、私たちはみんな冗談だと思い、「怖っ」と笑い飛ばした。その場にいたのは、私も含め公立校育ちの地方出身者ばかり。塾通いをしたこともなければ身近に中学受験をする友達すらおらず、そこまで受験に入れ込む親というものを、リアルな存在として想像することができなかったのである。 2016年8月、中学受験を控えた小学生の息子を父親が包丁で刺し殺した事件の一報を耳にしたとき、真っ先に思い出したのが、冒頭に挙げた知人の話だった。中学受験生に包丁を突き付ける親は、実在していたのだ。 かつては遠い世界のお話でしかなかった中学受験は、4人に1人が私立中学に進学する東京都で小学6年生の親をや

[crode]

面白いけど、漫画の感想文でいいんだね、ビジネス雑誌の記者って。

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なんというか有名大学への進学（AO含む）というのが中高進学の大きな要因になっているの見るとなんだかなあと思う。/中学受験というか私立に行くメリットて内申点にとらわれなくていいというのが大きい。

[sweeping_cat]

本人よりも親が盛り上がっているお受験ってやっぱり毒にしか見えないよなぁ。学校も創業時は崇高な理念があったとしても、少子化の中で生徒を集めるには毒分を増やすというインセンティブが働くんだろうな。

[asakura-t]

タイトル見て「『二月の勝者』面白いよね」と思ったらその感想だったｗ

[big_song_bird]

故井上ひさしの「偽原始人」は母親の中学受験熱に翻弄される３人組を描いた小説だったけど、あれも大概ひどかったな。

[bell_chime_ring238]

“言い換えれば、公立中学の内申書のおかげで中学受験塾は潤っている側面がある” “本作が浮き彫りにするのは、「狂気」と呼べるレベルにまで子供や親を追い詰める外側の世界のおかしさ”