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地元住民との摩擦はあるのか? 富裕層がもたらすニセコの富と現実(高橋 克英)
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地元住民との摩擦はあるのか? 富裕層がもたらすニセコの富と現実(高橋 克英)
新世界「ニセコ金融資本帝国」に観光消滅の苦境から脱するヒントがある。 ニセコ歴20年、金融コンサルタ... 新世界「ニセコ金融資本帝国」に観光消滅の苦境から脱するヒントがある。 ニセコ歴20年、金融コンサルタントとして富裕層ビジネスを熟知した著者・高橋克英氏による、新しい地方創生・観光論。バブル崩壊以降、本当にリスクを取ったのは誰だったのか? 『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末』より毎日連載!>今までの連載はこちら! 地元住民との摩擦は本当か? ニセコにおける不動産価格の上昇により、自らの土地に新築アパートを建設したり、所有不動産を売却したりすることで潤う地元住民がある反面、静かで自然豊かなのんびりとした生活を求めていた地元住民のなかには、固定資産税の上昇、家賃や物価の高騰による家計負担増、ゴミ出しのルールなど外国人とのトラブルを嫌い、一部住民が流出する動きもあるとされる。しかし、俱知安町やニセコ町の人口動向を見る限り、流入人口も多く、その影響は全体