11歳が人生最悪の年…“発達障害グレーゾーン”の50歳男性が語る「生きづらさの正体」（秋山 謙一郎） @gendai_biz

発達障害とそのグレーゾーンへの理解が社会で進みつつある。 だが、その連想される多くは自閉スペクトラム症、とりわけADHD（注意欠陥、多動症）やLD（学習障害）といったそれは今日よく耳にするところだ。対人関係では内向的といわれるこれらに対し、外向的、ときに社交的ですらある「積極奇異型」のそれついてはあまり知られていない。 今回、その「積極奇異」型の発達障害・グレーゾーンに悩み、昭和、平成、そして令和の今を生き抜いているアラフィフ男性に話を聞いてきた。彼の肉声を聞けば聞くほど、いつの時代でも、わたしたちはどこで何を間違えたのか、深く考えさせられる――。 どこで人生を間違えたのか 「僕はずっとひとりぼっちです。でも、それっていけないことなのですか？」 こう話すのは関西の都市部に生まれ育ったナオユキさん（50歳・仮名）だ。1970年（昭和45年）生まれ。もはや戦後という言葉が過去のものとなり、日本

[cinefuk]

ウッ「忘れ物ばかりする。宿題はもちろんやっていない。口を開けば延々と本で読んだ知識をしゃべり倒す。運動はダメ、勉強はもっとダメ。でも少し頑張れば勉強など軽く出来るという自信だけはある。扱いにくい生徒」