山上容疑者が安倍元首相を狙った「本当の意味」が、テロリズム分析から見えてきた（真鍋 厚） @gendai_biz

山上容疑者が安倍元首相を狙った「本当の意味」が、テロリズム分析から見えてきた なぜ教会関係者ではなかったのか？ なぜ「安倍元首相」だったのか？ 安倍晋三元首相を暗殺した山上徹也容疑者の動機をきっかけにして、統一教会（現・世界平和統一家庭連合）と自民党の癒着をめぐる報道が過熱しています。100人を超える国会議員が統一教会関連のイベントへの出席や祝電など、様々なレベルで関わっていたことが明らかになり、マスコミの報道量に応じて世間の風当たりも日に日に強まってきました。 事件当初、思想的な背景がある「政治テロ」ではないかとの憶測が飛び交っていましたが、供述内容などから統一教会に母親が多額の献金を行ったことにより、家庭を破壊されてしまった男の復讐劇といったストーリーに回収されつつあります。 仮にそうだとしても、大きな疑問が残ります。 なぜ統一協会との癒着が指摘されている数ある国会議員の中でも、安倍元

[X-key]

" 模倣犯などよりもむしろ自力救済しかないと思い詰める人々が増えていると思われる日本の現状にこそ事の重大性があります "

[polymoog]

統一教会に関連した犯行との報を聞き、すぐ血盟団事件を思い出した。暴力による自力救済への憐憫と共感がその後の時代に及ぼす影響を考えると、それを生んだ前提状況も含め、民主主義は重大な岐路にあると言える

[paravola]

（なかなかよい点を突いている）「宣伝」を目的とした狙撃だった可能性／犯行直前に計画そのものが頓挫しかねないリスクの高い行為に走った背景には、統一教会と暗殺事件を結び付けるための物的証拠をあえて残す意図

[kamezo]

現代書館『テロリスト・ワールド』の著者。安倍元首相を狙ったのは最大の効果を狙った選択で、血盟団の思想「一殺多生」との類似がうかがえると。模倣犯より「自力救済しかない」と思い詰める人の増加する状況を危惧

[BT_BOMBER]

2019年にマザームーンが名古屋のイベントに来た時、狙ったけど会場に入れなくて失敗したって報道あったはずだけど。その後コロナで来日が望めなくなったのもあっての標的変更じゃなかったか

[junpei191]

“不幸な身の上を呪いながら、「政府は役に立たない」という思いを次第に強くし、自分でなんとかしなければならないという自己責任的な強迫へと突き進んでいった可能性”

[rain-tree]

“事件後、模倣犯を危惧する声が識者などから出ましたが、模倣犯などよりもむしろ自力救済しかないと思い詰める人々が増えていると思われる日本の現状にこそ事の重大性があります”

[usuzumineko]

政治的テロリズムでは（厳密には）ないが容疑者にここまで世の中ザワザワさせる計算があったかは分からん。暗殺を絶対支持しないが旧統一教会に与えたインパクトは大きかった。

[dambiyori]

なるほどって思う読み解き

[mazmot]

死しては逆広告塔に使われたわけか。ほんま、主体性のない人やったな。

[gogatsu26]

“真鍋 厚 評論家・著述家”

[smicho]

「暴力革命」なんだよな。