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50代を過ぎたら他人事ではない〈白内障〉…「簡単な手術」だからと安易に手術すべきではないワケ【眼科医が解説】 | THE GOLD 60
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50代を過ぎたら他人事ではない〈白内障〉…「簡単な手術」だからと安易に手術すべきではないワケ【眼科医が解説】 | THE GOLD 60
白内障は水晶体が白く濁り視力が低下する病気で、原因もさまざまです。50代以降になると多くの人に症状... 白内障は水晶体が白く濁り視力が低下する病気で、原因もさまざまです。50代以降になると多くの人に症状が現れるなど、めずらしくない病気であることから、「白内障の手術は簡単」というイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、眼科医の窪田良氏は「決して簡単な手術ではない」といいます。本記事では、窪田氏の著書『近視は病気です』(東洋経済新報社)より一部を抜粋・再編集し、白内障の手術についての見解をご紹介します。 白内障手術は「簡単」ではない 日帰り手術も一般的になってきて、「白内障の手術なんて簡単だ」と言われることもありますが、実は技術的には簡単ではありません。 内臓のオペでも、広い視野が取れる開腹手術に比べて、細い管のような装置を小さな穴から入れる腹腔鏡手術は医師にとって難しいものです。同じように、小さな傷口から管を入れて水晶体を乳化吸引するには、熟練された高度なテクニックが必要になります