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「脳はアルコールを欲している?」その不思議な相性を検証
アルコールは脳の関門を簡単に突破して、脳に影響を与えられる 2022/6/8 葉石かおり=エッセイスト・酒... アルコールは脳の関門を簡単に突破して、脳に影響を与えられる 2022/6/8 葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト アルコールは「脳の関門」を簡単に突破できる 先生、脳とアルコールの相性が良い、とはどういうことでしょうか? 「脳には血液脳関門(ブラッド・ブレイン・バリア=BBB)と呼ばれる“脳の門番”があり、脳にとって有害な物質をブロックしています。そのため、分子量500以下の低分子の物質や、脂溶性の物質に限って血液脳関門を通過することができます。アルコールは、この2つの条件を満たしている(エタノールの分子量は46.07)ので、やすやすと脳に到達できるのです」(柿木氏) 血液脳関門については、この連載でも以前、柿木氏から教わった(参考記事「どうして酔っ払いは同じ話を繰り返すのか?」)。血液脳関門の本体である脳の毛細血管は、内皮細胞が密着して結合していることなどから、血液から脳の組織へ
2022/06/10 リンク