自分の認知機能の弱点は何？ 5つの課題でチェック！

老化の影響を受けやすい「注意力」と「記憶力」 年とともに物事の覚えが悪くなった、物や人の名前が思い出せずに「アレ！」や「ソレ！」と言うことが増えてきたと感じることはないだろうか。それは、記憶力や頭に思い浮かんだものを言語化する脳の機能、いわゆる「認知機能」が衰え始めているからかもしれない。 「認知機能の低下は、長く生きていれば誰にでも起こりうる自然なこと。でも、早い段階から意識して鍛えることで認知機能を維持したり、衰えるスピードを遅らせたりする効果は期待できる」と東京都健康長寿医療センター研究所の研究員・杉山美香さんは語る。認知機能を鍛えるためには、まず自分の認知機能の状態が今どうなのかを知ることが重要だ。 認知機能は、大きく分けて「注意」「記憶」「言語（言語理解）」「視空間認知（写す、見つけるなど、視覚的情報を整理する能力）」「思考（推論・判断）」の5つがある。「なかでも注意力は老化によ

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“「注意」「記憶」「言語」「視空間認知」「思考」に関する5つの課題を行い、年齢や性別、教育年数などの属性に合わせた偏差値で、認知機能の状態を把握。◆NPO認知症予防サポートセンター https://www.iiyobou.org”