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戦後日本の脳内麻薬、あるいは、日本文化のアヘンとしての「禅」 -山田奨治『禅という名の日本丸』を読む- - もちつけblog・はてなブログ版(仮)
山田奨治『禅という名の日本丸』を読んだ。 禅という名の日本丸 作者: 山田奨治 出版社/メーカー: 弘文... 山田奨治『禅という名の日本丸』を読んだ。 禅という名の日本丸 作者: 山田奨治 出版社/メーカー: 弘文堂 発売日: 2005/04/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (6件) を見る 内容は、紹介文にある通り、「弓・石庭・禅など、日本文化の情報がどのように外国に伝わり、それが日本にどのように環流して、日本文化を組み替えていったか。意表をつく視点から日本人のセルフ・イメージを探る」という内容である。 「禅」という、日本文化を説明する際に便利すぎるこの言葉を疑う者には、必読の書である。 とりあえず、面白かったところだけ。 仏教の教えに反している 戦災にあった同国民の受け入れを拒否するのは、やはりどうかと思う。現代風にいうならば、「人道上の罪」というのだろうか。 彼が傾倒した仏教の教えにも反する。 (145頁) 『弓と禅』の作者・ヘリゲルは、ナチ
2019/07/08 リンク