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15年間植物状態の男性の意識が回復、定説覆した電気刺激療法【人体とテクノロジー】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
植物状態が1年以上続いた場合、回復の見込みはないとこれまで考えられてきた。 だからこそ、自動車事故... 植物状態が1年以上続いた場合、回復の見込みはないとこれまで考えられてきた。 だからこそ、自動車事故後に15年間植物状態だった男性が意識を取り戻したというニュースは驚きを持って受け止められた。脳は、そのように機能するはずがないのだ。 ギャラリー:パーキンソン病の電気刺激はじめ、「医師たちにもよくわからない」治療法など フランスの研究者が、ある装置を35歳の患者の胸部に埋め込み、首を通り腹部まで伸びる脳神経「迷走神経」に電気を流し刺激した(VNS)。この刺激療法を毎日1カ月間続けた結果、あらゆる望みが断ち切られていた男性は、驚くべき回復を見せた。この研究は学術誌「Current Biology」に発表された。2017年のことだった。 この治療法に関してわかっていることや、植物状態の患者にとってどのような意味を持つかなどを紹介しよう。 ◆植物状態とはどのような状態か 植物状態にある人間は自力での
2020/01/04 リンク