＜プロ野球＞投手起用提案のトレーナー、大輪・岩瀬に目細め （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

プロ野球・中日の岩瀬仁紀（４２）が４日、通算登板試合数を９４９とし、プロ野球最多記録に並んだ。社会人野球のＮＴＴ東海（１９９９年クラブ化、２００２年解散）時代からコンディショニングを担当してきた亀卦川（きけがわ）正範さん（５４）は「役割を全うすることに集中する力は、何年たっても変わらない」と記録到達に目を細める。 亀卦川さんは９１～９５年に中日でトレーナーを務め、９６年からＮＴＴ東海に所属。出会いは同年、愛知大４年の岩瀬がＮＴＴの練習に参加した時だった。当時の岩瀬は投手兼外野手で、強打者として注目されていた。だが、投球練習では球速１４０キロを計測。打者で起用したいという監督に亀卦川さんは「２年間鍛えれば、絶対に投手として開花する」と説得したという。 「そこからの２年間は『鬼』になりました。トレーナーとして、教えられることを全部たたき込んだ」。９７年に岩瀬がＮＴＴ入りすると、夏まではボー