神戸のコンテナ火災５１日ぶり鎮火 水使えず砂かけ消火、台風２１号高潮被害（神戸新聞NEXT） - Yahoo!ニュース

９月に上陸した台風２１号による高潮被害で、神戸市東灘区の六甲アイランドで起きたコンテナ火災が２６日朝、５１日ぶりに鎮火した。出火原因とされる金属のマグネシウムは、水に触れると発熱・発火する性質があり、消火に時間がかかっていた。 【動画】燃える複数のコンテナ 同市東灘消防署によると、コンテナ火災は台風２１号が上陸した翌日の９月５日未明、同区向洋町西６の港湾施設で発生した。マグネシウムなど計６０トンを積んだコンテナ３基が高潮で海水に漬かった後に出火し、周辺のコンテナ１４基にも延焼した。 ９月１１日までに火元以外のコンテナは鎮火したが、マグネシウムは水で消火できないため、消防隊や荷主らが砂をかけて温度を下げるなどの作業を続けていた。１０月２６日午前８時半ごろ、完全に消火したことを確認したという。この火災でけが人はいなかった。