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「エン麦」は馬のエサか人間の主食か――辞書の個性 - 言語郎−B級「高等遊民」の妄言
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「エン麦」は馬のエサか人間の主食か――辞書の個性 - 言語郎−B級「高等遊民」の妄言
(第258号、通巻278号) テレビにならって当ブログも年末は、今年比較的評判のよかった作品を再録してお... (第258号、通巻278号) テレビにならって当ブログも年末は、今年比較的評判のよかった作品を再録してお届けする。先週号までの流れから辞書の個性をテーマにしたブログを選んだ。 辞書の個性は、『新明解国語辞典』(三省堂)が山田忠雄編集主幹の主観を色濃く反映しているように、編纂者(へんさんしゃ)の個性から来ている面もある。 講談社学術文庫に『英語の冒険』(メルヴィン・ブラッグ著、三川基好訳)という辞書マニアには格好の本がある。英語の「誕生」から「世界の共通語」にまで発展した英語の歩みを、興味深いエピソードを交えてつづった語学読み物だが、私がおもしろいと思ったのは、辞書編纂の第一人者、サミュエル・ジョンソン博士の『英語辞典』《注1》の語釈をめぐる愉快なエピソードである。 たとえば、好事家の間ではつとに知られているという“oats”という語の定義。朝食に使われる「オートミール」の食材「エン麦(ばく