除霊は、やっていません。

「簡単な除霊、できますか。」 「できません。」 即座にお断り。 あなたに霊なんか憑いてないし。 居もしないものを祓えますかっての。 「そうですかあ…」 あらら残念そう。 「お経を詠んで上げることでしたら、できます。」 「ではお願いします。」 二三、成仏のためのお経を詠んで差し上げる。 彼を観察すると、肩の骨が、前の方に、また、内側に寄っちゃっています。 文で分かりますかね。 カラダが、閉じこもっている。 なもんで、両肩を鷲掴みにして、キリリと外側へ、また背中側へ、 胸を張るような感じに、捻り上げてあげました。 カラダをいじることで、気分も変わる。 なにも特別なことをしたわけじゃござんせんし、整体師でもないし。 また、お経は、気分的なもの。 つまり何もしておりませんが、幾分は楽になったそうです。 補足。 このイベント会場にて。カタシ時でのこと。 (あたくしの出番直後とも言えますが。) (トリ