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「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第9回〜「霊的な闇」1 - 片柳神父のブログ「道の途中で」
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「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第9回〜「霊的な闇」1 - 片柳神父のブログ「道の途中で」
「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第9回〜「霊的な闇」1 1997年「神の愛の宣教者会」が公刊した資料集... 「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第9回〜「霊的な闇」1 1997年「神の愛の宣教者会」が公刊した資料集 “Come Be My Light”は、マザー・テレサを慕う世界中のすべての人々を驚愕させました。この資料集で公開されたマザーの書簡には、わたしたちが知っているマザーとは違う、ある意味で「マザー・テレサらしからぬ」言葉が書き連ねられていたからです。そこにわたしたちが見たのは、神の愛を全く感じられない闇の中を、ただイエス・キリストの十字架だけに希望を置いて進んでいく信仰者としてのマザー・テレサでした。 この「霊的な闇」の体験は、マザーがスラム街に出た直後から始まり、マザーが帰天するまで約50年にわたって続いたと言われています。闇を味わい尽くしたマザーは、生前次のように書き残しています。 「もしわたしが聖人になるなら、『暗闇の聖人』になるでしょう。いつも天国を留守にして、地上で闇の中にいる