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第35回 「異文化研究の入口に立つ」 - 文盲から“文明”へ―本と出会い、人類学と出会ってみえたこと
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第35回 「異文化研究の入口に立つ」 - 文盲から“文明”へ―本と出会い、人類学と出会ってみえたこと
合格はしたけれど 1996年2月、金沢大学より文化人類学専攻修士課程試験の合格通知が届いた。約半年間集... 合格はしたけれど 1996年2月、金沢大学より文化人類学専攻修士課程試験の合格通知が届いた。約半年間集中して勉強した努力が実ってひとまずはほっとしたが、これから何を研究するのか決めないまま進学を決めてしまったことに不安も抱えていた。実は面接試験のとき、面接担当のある先生から研究テーマを尋ねられ、とっさに中国北方の少数民族に興味があると口にしていた。ところが、中国北方にはいくつかの民族が暮らしているが研究対象はどの人々にするのかと問い返され、答えに窮してしまったところを鹿野先生にフォローしていただいたのだった。他の受験生は学部生の頃から人類学を学んできたようで、それぞれ関心地域やテーマを定めていた。桜が咲く季節を前にして、スタート地点から遅れをとっていることに焦りは募るばかりだった。 経験からテーマを探る 人類学を通じて、私自身はいったい何を研究したいのか。自問自答を繰り返していたある日、ふ