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『江戸のお金の物語』 プレジデント 6月13日号 掲載 - HONZ
本書は東京都水道局の現役課長による、江戸時代をテーマとした経済書である。著者は法学部を卒業後、東... 本書は東京都水道局の現役課長による、江戸時代をテーマとした経済書である。著者は法学部を卒業後、東京都に就職し、45歳を過ぎてから経営学の分野で博士号を取得した。2007年には「M&Aと提携が財務業績に及ぼす影響」という論文で日本管理会計学会論文賞を受賞している。謹厳実直な御役人の趣味は、奔放な経済学だということなのだろうか。 本書の「あとがき」では「“一物多価”と競争の積み重ねが、経済の活力に結び付いたといえるでしょう」と結論づけている。著者は自由主義経済の効用を認めつつも、江戸時代の通貨制度に新しい経済学のヒントを見つけたようだ。 金・銀・銭という複数通貨システムによって、日本人の経済感覚が研ぎ澄まされたと評価していて、地域通貨などへの応用も視野にいれているようだ。ともあれ、本書は読み物としても抜群に面白い。おなじみ遠山の金さんを引き合いにだしながら、バラマキよりも、金融や流通システムを
2012/12/26 リンク