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「こころ」の深層に触れる3冊 『なりすまし』『誰がために医師はいる』『ネオ・ヒューマン』 - HONZ
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「こころ」の深層に触れる3冊 『なりすまし』『誰がために医師はいる』『ネオ・ヒューマン』 - HONZ
情報の洪水の現在、私たちにとって何が正解でどれが間違いなのか。特に目に見えない「こころ」の問題は... 情報の洪水の現在、私たちにとって何が正解でどれが間違いなのか。特に目に見えない「こころ」の問題はなおさらだ。 例えば1973年1月に『サイエンス』誌に掲載された米の心理学者デヴィッド・ローゼンハンの「狂気の場所で正気でいること」という現在でも版を重ね引用されている研究について。 これは実験者に偽の幻聴を訴えさせ精神病院に送り込み、統合失調症と診断させた実験で、正気な人とそうでない人とを区別する信頼に足る基準がないと結論付けている。 これに疑問を持ったのが『なりすまし』の著者だ。彼女はかつて精神病と診断されたが、実は自己免疫疾患だったことが判明し、治療で完全寛解した過去を持つ。興味を持つのは当然だ。 だがローゼンハンを含め関与した人の多くは鬼籍に入り、数少ない体験者の証言と残されたデータと突き合わせると多くの矛盾が生じた。彼がこの実験を行ったのはなぜか。権威を求めたのか、利益のためか、謎を解