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九歳でロケット、十四歳で核融合炉を作った「天才」──『太陽を創った少年』 - 基本読書
この世には「ギフテッド」と呼ばれる神から与えられたとしか思えない才能を持つ凄い人間たちがいる。そ... この世には「ギフテッド」と呼ばれる神から与えられたとしか思えない才能を持つ凄い人間たちがいる。そのうちの一人がアメリカ、アーカンソー州生まれのテイラー・ウィルソン少年だ。彼は9歳で高度なロケットを”理解した上で“作り上げ、14歳にして5億度のプラズマコア中で原子をたがいに衝突させる反応炉をつくって、当時の史上最年少で核融合の達成を成し遂げてみせた(現在の最年少記録は13歳)。 彼は核融合炉を作り上げるだけで止まらずに、そこで得た知見と技術を元に兵器を探知するための中性子を利用した(兵器用核分裂物資がコンテナなどの中に入っていると、中性子がその物質の核分裂反応を誘発しガンマ線が出るので、検出できる)兵器探知装置をつくるなど、単に核融合炉を作るだけでなくその技術を次々と世の中にために活かし始めている。本書は、そんな少年のこれまでの歩みについて書かれた一冊であり、同時にそうした「少年の両親が、い
2018/05/29 リンク