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【感想】『データ指向アプリケーションデザイン』:深遠なる分散データの新大陸への旅 - Rのつく財団入り口
読破した分厚いオライリー本の感想記事です。本書ではCPUの速度がボトルネックになるようなものは演算指... 読破した分厚いオライリー本の感想記事です。本書ではCPUの速度がボトルネックになるようなものは演算指向アプリケーションと区別し、データの量や複雑さ、変化の速度が主題となるシステムを「データ指向」と位置づけて、特定技術に幅を狭めずに包括的に解説した本となっています。 著者はイギリス、ケンブリッジ大学の分散システムの研究者 Martin Kleppmann氏。監訳者が斉藤太郎氏、訳者は玉川竜司氏。 タイトルの『データ指向アプリケーションデザイン』の原題は Designing Data-Intensive Applications。よく使われる「オブジェクト指向」の原語は Object-Oriented ですが、本書の「指向」は Intensive で若干ニュアンスが違います。たまに見るデータ駆動、データドリブンなどともちょっと違いますね。 Intensive単体の意味は強い、激しい、徹底的、集
2020/06/22 リンク