ブラウン運動にまつわる誤解 - Wikipedia

花粉は充分に大きくブラウン運動は観察できない ブラウン運動にまつわる誤解（ブラウンうんどうにまつわるごかい）では、日本語で記された文献などにおいてブラウン運動を説明する際しばしば「水中で花粉が不規則に動く」と記述されている事例について解説する。ブラウン運動は一般的には溶媒中の微粒子が不規則に動く現象のことを指し、その発見の経緯は「（花粉ではなく）花粉内部を満たす微粒子が水中で不規則に動くこと」であると理解されている[1][2]。科学教育者の板倉聖宣らは、分子の運動によって水中で花粉が目に見える動きを見せることは考えにくく、ブラウン運動に関する説明は大きな誤解であるとした[3]。 概要[編集] ロバート・ブラウン 1827年（1828年説も）[要出典]、イギリスの植物学者ロバート・ブラウンは、花粉を観察していた際、細かな粒子が不規則に動く現象、いわゆるブラウン運動を発見した[4]。当初[いつ

[dlit]

「現代、教科書や啓蒙書を執筆する際、それぞれの分野は専門化が進んでいるため、…、どうしても既存の文献類に頼ってしまうことは止むを得ない。しかし、そこには内包する誤りを拡大させてしまう可能性がある。」

[m_yanagisawa]

私も誤解していた！

[Nihonjin]

「板倉は、欧米では原典との照会が頻繁に行われるのに対し、日本ではそのような作業に立ち返る習慣が根付いていないためと推測している」

[Mochimasa]

確認してみたら、東京化学同人の生化学辞典でも第三版には誤解があり、第四版で修正されていた。

[daybeforeyesterday]

わぁいブラウン運動にまつわる誤解、あかりブラウン運動にまつわる誤解大好き

[tdam]

スケール感の問題だよな。今でこそ顕微鏡が発達しているが、昔の人は偉い人でも花粉と微粒子・水分子の縮尺が分からなかったのだろうな。もちろん光の波長も…それ以前に波的性質もか。

[NORITA]

こういう項目があるからWikipediaは面白い/花粉の厳密な大きさは知らなくても、水分子と同じくらい小さいわけがないと思わなくちゃいけないな/長岡半太郎も湯川秀樹も坂田昌一も間違えてたんだから恥ずかしくない（真顔

[rtpcr2]

こういう話もっとききてぇなぁ

[SigProcRandWalk]

知らなんだ。しかし物理学者はスケールを概算することに慣れてるはずなのに不思議だね。

[mobanama]

"ロバートが観察した「細かな粒子」は、正確には「花粉粒から出た細粒子」(tiny particles from the pollen grains of flowers、『PSSC物理』原著)であり、花粉そのものではない"

[sucrose]

“ブラウン運動を説明する際、溶媒中の微粒子が不規則に動く現象のことを、しばしば「水中で花粉が動く」と誤って記述されている”

[RocRoc36]

あれ？でも花粉って動いてなかったっけ？

[augsUK]

ブラウン運動は水の分子の衝突で起きていて、これにより分子の存在(液体である水を分子が構成していること)とその性質が明らかになったという基本的なことはどのくらい知られているんだろう？花粉大きすぎ。

[morioka]

動いて見えるのは花粉でなく花粉から出た微粒子だという話。知らなんだ。

[maturi]

花粉そのものが動いているのではない

[asahiko]

こわいはなし

[zyugem]

板倉さんの本読んでたから知ってたけど，誤解は多いよね。

[nano_001]

「水中で花粉が動く」は間違い。日本の専門家たちが誤解していたため広まってしまった。

[esbee]

ショック！だれか早く教えてくれれば

[moshima]

誤解してたよー

[ushiwatat]

丹念。