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叙爵 - Wikipedia
叙爵(じょしゃく)とは、 貴族または華族の爵位に叙せられること。 古代・中世の日本においては貴族と... 叙爵(じょしゃく)とは、 貴族または華族の爵位に叙せられること。 古代・中世の日本においては貴族として下限の位階であった従五位下に叙位されること。 を指す。 "位階を加える"という意味の「加階」と"爵を叙する"という意味の「叙爵」は本来は貴族・官人の位階昇進を意味する同一用語であった。しかし、平安時代中期以降、五位と六位の間の階級間の格差が拡大し、更に六位以下の位階制度が形骸化し始めた。そのため、貴族社会では六位から五位への昇進を重要視するようになり、「叙爵」を六位から五位(従五位下)に昇進する際に限定して呼ぶように変化し、それ以外の位階昇進(従五位上から正五位上、五位から四位への昇進など)を「加階」と呼ぶようになって両者は区別されるようになった[1]。 六位以下あるいは無位の人物が貴族として認められる従五位下に叙せられること(ただし、越階の場合には、叙爵時に従五位上以上の叙位を受ける場合