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津波避難施設 - Wikipedia
静岡県焼津市の津波緊急退避施設 津波避難施設(つなみひなんしせつ)は、津波から人の命を守るために人... 静岡県焼津市の津波緊急退避施設 津波避難施設(つなみひなんしせつ)は、津波から人の命を守るために人為的に整備された施設をいう。ここでは、陸域にあって、土地や土地に定着するものを対象に記載する。 概要[編集] 津波は波高が高く、かつ流速が早いため、海岸に到達した後も、河川や陸上を奥深くまで遡上する場合がある。そのような津波の遡上をシミュレーション等によって確認し、浸水被害に遭うことが想定される区域を「浸水想定区域」と呼ぶ[1]。津波からの避難は、津波外力による被害を避けるため、浸水想定区域の外の安全な土地に避難することが基本となる。 津波が遡上する範囲は、津波の規模や地形条件によって様々である。山や崖があれば、それにより一定の高さで遡上が止まり、平野であれば、水平距離により波力が減衰して遡上が止まる。東日本大震災では、仙台平野において高規格幹線道路の盛土で津波の遡上が止まったことが確認されて