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畝傍山 - Wikipedia
畝傍山(うねびやま)は、奈良盆地南部に位置する山である。かつては「畝火山」、「雲根火山」、「宇禰... 畝傍山(うねびやま)は、奈良盆地南部に位置する山である。かつては「畝火山」、「雲根火山」、「宇禰縻夜摩」とも記され、「慈明寺山」、「御峯山」などと呼ばれることもあった[1]。万葉集の中では「瑞山」(みずやま)とも詠まれた。天香久山、耳成山とともに大和三山と呼ばれ、2005年(平成17年)7月14日には他の2山とともに国の名勝に指定された。標高は198.8メートルと三山の中では最も高い[1]。ただし、山頂にある三等三角点の標高は198.49メートルである。歴史的風土特別保存地区[2]にも指定されている。 畝傍とは「火がうねる」の意味である[3]。田の畝のようにくねくねした尾根を多く持つことから名付けられたともいわれる[1]。瀬戸内火山帯に属しており[1][4]、古代人がこの山を火山と認識していた可能性も考えられる。事実、頂上近くの緩い傾斜面になっている部分は、黒雲母安山岩から形成され、ざくろ