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鹿児島湾 - Wikipedia
鹿児島湾(かごしまわん)は、鹿児島県の薩摩半島と大隅半島に挟まれた湾。鹿児島県では錦江湾(きんこ... 鹿児島湾(かごしまわん)は、鹿児島県の薩摩半島と大隅半島に挟まれた湾。鹿児島県では錦江湾(きんこうわん)の名称で古くから呼称されている。鹿児島湾は日本百景の一つであり、霧島錦江湾国立公園の南部に位置する[1]。 鹿児島湾の北部、すなわち、霧島市と桜島南端との距離約20㎞を直径とする「姶良カルデラ」は約3万年前の旧石器時代にカルデラ噴火で誕生した[2]。その約3千年後に姶良カルデラ南縁に桜島火山が誕生し[3]、1914年(大正3年)に桜島は「桜島大正大噴火」で鹿児島湾東岸の大隅半島と陸続きとなった[4][5]。 海域としては、薩摩半島最南端の長崎鼻と、大隅半島南端部の立目崎を結ぶ直線から北側を指す。 面積1,130km2、南北約80km、東西約20kmのやや蛇行した形状をなし、北から湾奥部、湾中央部、湾口部の3海域に分けられる。湾奥部と湾中央部の間に活火山である桜島を擁する。平均水深は117