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第437回 「二六時中」と「四六時中」
辞書編集者を悩ます日本語とはなにか?──『日本国語大辞典』など37年国語辞典ひとすじの辞書編集者がお... 辞書編集者を悩ます日本語とはなにか?──『日本国語大辞典』など37年国語辞典ひとすじの辞書編集者がおくる、とっておきのことばのお話。 日本では、1873年(明治6)に太陽暦が施行され、昼夜を24時に等しく分けた太陽時による定時法が用いられることになった。それ以前の時刻法は「不定時法」と呼ばれるもので、昼(夜明けから日暮れまで)と夜(日暮れから夜明けまで)をそれぞれ6等分して、2×6で一日を12刻としていた。ただしこの場合、季節によって昼夜の長さが異なるため、昼と夜とで一刻の長さは一定しない。 昼夜の長さは異なっていても、一日は12刻なので、一日や一昼夜を「二六時(にろくじ)」といい、さらに終日、一日中を意味する「二六時中」ということばが使われていた。 ところが1873年以降、一日が24時間になったために、新たに「四六時中」ということばも生まれた。「二六時中」の「二」を「四」に変えたわけだ。
2024/05/19 リンク