共進化で強くなるTSMCとASML、片や「ジュラシック・パーク」の日本半導体業界 売上が3年で2倍以上に、TSMCはなぜ急成長を遂げたのか | JBpress (ジェイビープレス)

（湯之上 隆：技術経営コンサルタント、微細加工研究所所長） TSMCが世界半導体売上高ランキングで世界1位 米調査会社のガートナーが2022年の世界半導体売上高ランキング・トップ10の速報値を発表した（図1）。そのランキングによると、1位は2021年に続いて2年連続で韓国サムスン電子（Samsung）、2位は微細化で躓いている米インテル（Intel）、3位は韓国SKハイニックス（SK Hynix）などとなっている。 【本記事は多数の図版を掲載しています。配信先のサイトでご覧になっていて図版が表示されていない場合は、JBpressのサイト（https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73763）でご覧ください。】 日本企業は昨年2021年に続いて今年も、1社もランクインされなかった。また、トップ10の常連だった米エヌビディア（NVIDIA）がランク外となり、代

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“まるで地層を積み重ねるように、0.25μm（マイクロメートル）以上のレガシーから最先端の5nm（ナノメートル）までの半導体を万遍なく生産している”