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コオロギ食利用に対する炎上は何が原因だったのか ここ10年で変貌した社会的受容、対話の乏しさが不信を招く | JBpress (ジェイビープレス)
(水野 壮:NPO法人食用昆虫科学研究会副理事長) 2023年2月末から、コオロギを中心とする昆虫食を批判... (水野 壮:NPO法人食用昆虫科学研究会副理事長) 2023年2月末から、コオロギを中心とする昆虫食を批判するコメントが、SNSやウェブ記事などで数多く見られるようになった。中にはコオロギを食用に飼育、販売する昆虫事業者へのバッシングに発展する事例もあり、各社対応に追われている。 日本における昆虫食の普及は、10年以上前から始まった そもそも昆虫食に関しての報道は、国内では10年ほど前からなされていた。きっかけは2013年に国連食糧農業機関(FAO)が発表した報告書*1である。昆虫が、世界の食料安全保障として将来重要な食材となりうることが主張された。 日本国内でも、マスメディアがこの報告書の発表を取り上げた。日本を含む世界で昆虫が広く食べられてきたこと、環境負荷の低い食材であること、見た目とは裏腹に意外に美味しいことなどが、各番組で取り上げられた。 この頃、筆者も何度かマスメディアの取材を
2023/03/14 リンク