東芝との携帯統合、海外展開の可能性を模索＝富士通社長

［東京 ９日 ロイター］ 富士通6702.Tの山本正己社長は９日の経営方針説明会で、東芝6502.Tと基本合意した携帯電話事業の統合について、海外市場への展開は２０１１―１２年に向けてスマートフォンを中心に検討していくとの姿勢を示した。 不振の続いていた半導体事業については「ファブライト（設備軽量化）モデルを推進し、確実に利益を生む体質になった。構造改革は間違っていなかった」と述べた。また、通信事業の構造改革も「それなりの成果が出ている」と話した。