法林岳之の「週刊モバイルCATCH UP」 フェムトセルで変わるケータイとブロードバンドの関わり

7月はじめ、ソフトバンクは報道関係者を集め、フェムトセルへの取り組みについての説明会を行なった。ユーザーにとって、フェムトセルはまだなじみのない技術のひとつだが、その使われ方によっては、今後のケータイの進化やブロードバンドとの関わり、通信業界全体を大きく変えてしまうモノになるかもしれない。今回はフェムトセルの課題とそこから見えてくる可能性などについて、説明しよう。 ■ フェムトセルとは？ ソフトバンクの実験で公開されたモトローラのフェムトセル 今さら説明するまでもないが、ケータイは電波を利用して、通話や通信を実現している。電波の届く範囲にいなければ、ケータイ本来の機能である通話や通信ができなくなってしまう。この電波が届く範囲のことを主に「エリア」「通話・通信可能エリア」などと呼んでいる。こうした通話・通信可能エリアは各事業者が設置した基地局から発せられる電波の届く範囲によって、決まってくる

[mobiletelecom]

現在の携帯電話網には、各基地局から送られてきた信号を受け、端末の接続やハンドオーバーを制御するための設備があるが、多い基地局の信号を処理し、携帯電話網との接続やフェムトセルの制御を行なうことは課題

[masato611]

これに対し、今回、ソフトバンクが行なうフェムトセルの実証実験では、携帯事業者が敷設する専用線の代わりに、ユーザーがすでに敷設（契約）しているブロードバンド回線に直接、同社のフェムトセルを接続する。

[minus774]

お家の事情でソフトバンクがいつもの無茶をやろうとしてるようにも思えるけど さて

[waterblue]

電波環境が悪いならともかく、電気代払って設置するだけのメリットが顧客にあるかどうかですな。

[kasedac]

"ソフトバンクが考えるフェムトセルは、さまざまな課題があるものの、‥今後のケータイ業界と通信業界を巻き込んだ大きな動きの発端になるかもしれない"