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矜持を持って生きることについての小説――佐藤亜紀『黄金列車』文庫巻末解説【解説:杉江松恋】 | カドブン
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矜持を持って生きることについての小説――佐藤亜紀『黄金列車』文庫巻末解説【解説:杉江松恋】 | カドブン
解説 杉すぎ江え 松まつ恋こい(書評家) 矜持を持って生きることについての小説である。 何が心中にあ... 解説 杉すぎ江え 松まつ恋こい(書評家) 矜持を持って生きることについての小説である。 何が心中にあっても、ひとまず生きる。人として必要なこと、任されたことをやる。 その連続で日々を送っていく。簡単には、死なない。死ぬよりも先にすることがあるから。 第二次世界大戦末期のヨーロッパを舞台にした佐さ藤とう亜あ紀き『黄金列車』はそういう小説だと私は考える。信念に基づいて生き、苦難を乗り越えていく人間を描いたという意味では第一級の冒険小説であり、史実と虚構を絶妙な形で配合した歴史小説でもある。奥付によれば単行本版の刊行は二〇一九年十月三十一日、その年度の最も重要な作品であったと自信を持って言うことができる。人間を描いた小説に求めるもののすべてが、この中に詰まっている。 作者により「黄金列車についての覚書」が付されているので屋上屋を架すことになりかねないが、解説からご覧になる読者のため、ロナルド・W