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第8話 東洋坊主 - 迷宮クソたわけ(イワトオ) - カクヨム
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第8話 東洋坊主 - 迷宮クソたわけ(イワトオ) - カクヨム
試験に臨んだあとの強烈な疲労が見て取れるが、環境はそれを考慮しない。 「気を入れ直したまえよ。イシ... 試験に臨んだあとの強烈な疲労が見て取れるが、環境はそれを考慮しない。 「気を入れ直したまえよ。イシャールを倒した帰りに全滅するパーティだって私は見た事があるのだよ。だいたい、先ほどの戦いだってねえ、前衛の二人は落第モノだよ」 ブラントの叱咤で浮ついていたパーティの空気が萎んでいく。 「私もヒマではないのでね、あまりうるさくも言わないけども、せめて地上に帰還するまでは気を張っていてくれたまえ」 言い終わった瞬間、ブラントは表現しがたい不快さに襲われて反射的に剣を引き抜いた。 闇に満たされた長い通路の奥からナニかがこちらを見ている。 急造とは言え、達人に近い生徒達も異常を察して遅滞なく戦闘の準備を始める。 「ブラント先生、どうしました?」 戦士の一人が小声で聞いた。 長く迷宮に潜っていると感覚が鋭敏になるが、生徒達はまだブラントほどの感覚強化ができておらず、ブラントの感じたものを感じ取れない。