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さて、どうするか。 時間稼ぎとは言っても、今はルシルが戦っている。 遥か上空で二つの光が、何度も何... さて、どうするか。 時間稼ぎとは言っても、今はルシルが戦っている。 遥か上空で二つの光が、何度も何度も衝突しているのだ。 もしかしたら、このままルシルが倒してしまうのでは。 「それはないでしょう」 ぼくの懸念に答えるように、フルーツが返事を返す。 「怒りを演出するために、無駄に魔力を放出しています。あのペースでは数分も持たずに、負けますね」 冷静な感想である。ルシルは本当に怒っていると思うし、その原因はお前なんだが。 「フルーツはもう一度姿を隠し、悪魔を滅ぼす剣を作ります。時間稼ぎをお願いしますね、もう少しだと思いますから」 もう少しって、どれぐらいかわからない。 「わかったよ」 疲れた吐息を零している間に、フルーツの姿は掻き消えた。 この会話の間にも、上空では光の衝突が続いている。 憤怒の紅き光と闇の黒い光の戦いは、それでもあっけなく幕切れを迎えた。 「……凄いな」 それは突然のことだっ
2021/08/10 リンク