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第67話 叙勲式当日 - 追放された風使い錬成術師と時代遅れの最強魔法使い(ユキミヤリンドウ/夏風ユキト) - カクヨム
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第67話 叙勲式当日 - 追放された風使い錬成術師と時代遅れの最強魔法使い(ユキミヤリンドウ/夏風ユキト) - カクヨム
二日後。王宮の控え室にいた。 白い壁には金の象嵌模様施されていて、それが天井まで美しく飾っている ... 二日後。王宮の控え室にいた。 白い壁には金の象嵌模様施されていて、それが天井まで美しく飾っている 天井からはガラスか何かで作ったらしいシャンデリア。 壁には王家の紋章を織り込んだ手の込んだタペストリーが貼られていて、部屋の隅の暖炉の上には金の燭台が飾られていた。 どこまでも豪勢だ。少なくとも俺の人生の予定に置いてこんな部屋に入るなんて完全な想定外だな。 しかし。 「本当にこれでいいんだろうな」 仕立ては間に合わなかったから正装はアステルから借りた。 黒のロングコートのような長めの上着に刺繍入りの白いシャツ。サイズがあっていて良かった。 普段は背中に背負っている刀は、これまた豪華な帯で腰に吊るされた。 抜けないように柄と鞘と鍔にきれいな飾り紐が巻かれているが……武装して王の前に出るのがヤバいことくらいは俺でも分かるぞ。 テレーザが不安げな顔で俺を見る。カタリーナがなんか自信満々って顔で頷いた