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5ー1 暴露 - The snow in underworld(汀) - カクヨム
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5ー1 暴露 - The snow in underworld(汀) - カクヨム
やまびこ亭から帰庁し、勇刀が地下駐車場に覆面パトカーを止めたちょうどその時。ポケットにねじ込まれ... やまびこ亭から帰庁し、勇刀が地下駐車場に覆面パトカーを止めたちょうどその時。ポケットにねじ込まれていたスマートフォンが小さく震えた。勇刀は体を捩らせ、慌ててスマートフォンを取り出した。画面には〝稲本〟という文字が表示されている。勇刀は苦笑いして遠野に頭を下げ、車外に出て通話ボタンを押下した。 『緒方、今いいか?』 稲本からの電話といえば、あの一つしか思いつかない。目に見えぬ相手に苦笑しながら、勇刀は頭を掻いて稲本に応えた。 「あぁ、合コンだろ!? ちょっと待ってよ、ちゃんとセッティングするから……」 『ちげぇよ、そんなんじゃねぇよ』 「え?」 「俺だって、そんなんだけじゃねぇよ」 「じゃあ、なんだよ」 稲本は電話先で一呼吸間をあけ、いつもとは違う声音で言葉を発した。 『解析……してほしいのがあるんだ』 「解析?」 『あぁ、コールドケースのヤツだ』 稲本の言葉に、勇刀の思考が停止する。 「え