エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
天と地と - 短編1000字(朝飯抜太郎) - カクヨム
後ろから殴られて、俺の意識はあっさりと途絶えた。死んだ。銭ゲバ、金狂い強欲老人、悪口を受け流して... 後ろから殴られて、俺の意識はあっさりと途絶えた。死んだ。銭ゲバ、金狂い強欲老人、悪口を受け流して貯めた金も全てが水の泡だ。 そんな死の記憶を思い出しながら、あたしは目の前の俺だった死体を眺めていた。つまり俺は死んで、その魂は十九年時間を遡り、後に義理の娘となる飯田蛍として生まれ変わったのだ。あたしは、義父・渡良瀬卓三の前世の記憶を思い出し、遡って人格が統合、おっさんゴスロリギャルとして爆誕した。しかし卓三の記憶は卓三が生きている間は卓三に紐づけられるらしい。卓三の死と共に卓三の記憶があたしに再び接続されたということだ。瞬間的な理解の爆発に、あたしはその場でオロロと吐いて、母(前世では妻)に介抱されて部屋に戻った。 母は部屋に戻るとドアにカギをかけて、ベッドに倒れ込んだあたしの手を掴んで泣き出した。 「パパ死んじゃった……蛍ちゃん、どうしよう」 「どうしたもんかな」 この別荘にいるのは主人で
2024/01/28 リンク