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ネオン師の指示で流木を集め、ステファノは簡単ないかだを作った。その上に2人がかりで牡鹿(おじか)... ネオン師の指示で流木を集め、ステファノは簡単ないかだを作った。その上に2人がかりで牡鹿(おじか)の死体を載せ、森で調達したツタで縛りつける。 いかだを水に浮かべ、川の両側からロープを引けば、流れに任せて牡鹿を運ぶことができる。 森で生きる者の知恵だった。 土魔法を使えば重さをなくして牡鹿を運ぶことができたが、ステファノはあえてそうしなかった。 ネオン師の言葉ではないが、それでは楽をし過ぎると思ったのだ。 魔法を自由に使えば、礫(つぶて)に頼らなくとも狩りはできた。水に浮かぶ鳥も狩り取れるし、上空を飛ぶ鳥でさえ狙い撃てる。 しかし、山に入った目的は獲物ではない。礫術の修業が狩りを兼ねているだけだ。 周囲を警戒しながら沢を下る。それも貴重な修練だ。 生きるために、糧にするために生き物を狩る。楽しみのためではない。「必要な仕事」だった。 ステファノは料理人の端くれだ。今でも自分のことをそう思って
2024/05/04 リンク