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第3話 - 赤の魔女と白金の騎士(ユキノト) - カクヨム
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第3話 - 赤の魔女と白金の騎士(ユキノト) - カクヨム
「……今は赤く見えないな」 睨みあっていたラズフィードが、シェルヴィへの目へと長い指を伸ばしてきた。... 「……今は赤く見えないな」 睨みあっていたラズフィードが、シェルヴィへの目へと長い指を伸ばしてきた。その手を後退って避ける。 「それも見間違いだと何度申し上げました?」 「いい加減認めろ、シエル」 「シェルヴィです。私は生まれてこの方、ここアジナイラ国を離れたことはありませんので、ローデルフの森で出会ったという、殿下のシエル嬢ではありません。ついでに瞳の色も生まれた時から黒。赤にも青にも白にもなりません。殿下こそいい加減お認めください」 「事実でないものを認める気はない」 「……」 (……この野郎、人の説明は丸っきり無視か?) などと、つい思ってしまうのは、シェルヴィが庶民というか、育ちが悪いから? 城にうろついている貴族やら騎士やらは、傲慢一杯に「俺だけが正しい」って顔されても、本当にムカつかない? だとしたら、なんて人間ができているのだろう。 「まあ、どうでもいい」 「……」 (その上